【華麗なるスパイ】
世界中で起こるテロ。日本も例外ではない。政府はテロから国民を守るため、優秀なスパイたちを集めた。その中にこの男がいた。鎧井京介、元詐欺師。13の罪状で訴えられ、服役中。特技は瞬時にしてどんな人物にもなりきれること。相手の情に忍び込み、金を奪い取る。人の心を金に変える卑怯な犯罪者。カメレオンのようないくつもの顔を持つ男。毒をもって毒を制す、悪人の心が分かるのは悪人だという考えのもと、自由と引き換えにスパイとして活動することになった京介がテロを阻止することで人を助けていく!

人を騙すためだった自分の能力が、人を救えると分かったとき、この男は変わるのか?変化自在の京介と、変わり者ぞろいのスパイたちは、大真面目なのにやることなすことどこか変!スパイグッズだったり…笑えてほろりとさせる笑撃スパイコメディ!
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■鎧井京介(長瀬智也):前科13犯の天才詐欺師。29歳。
■ドロシー(深田恭子):12ヶ国語を操る国際情勢のスペシャリスト。
■平原三九(杏):源一と泉の娘。三流ゴシップ紙『東洋タイムス』の記者。
■吉澤総一郎(渡哲也):内閣総理大臣。秘密諜報部の創設者。元は警官。
内閣情報室直轄・秘密諜報部
■来栖健一(世界のナベアツ):元自衛隊員で射撃の名手とされていたが、実は駐屯地のコック。
■オサム(藤原一裕):天才ハッカー。コンピューターや情報解析のスペシャリスト。
■エリス(友近):武器開発担当。
■アンヌ(平手舞):『深川 安楽亭』でアルバイト。
■ジョセフィーヌ(KIKI):霧山の秘書を務める妖艶な美女。霧山の愛人。
■霧山誠一(寺島進):内閣情報室・秘密諜報部長。
■ステファニー(峯村リエ):『亜細亜財政研究所』の事務員。
テロ組織
■匠沢長一(柄本明):通称・ミスター匠。国際テロ組織の首領。
■ミスター匠の付き人(TERU):。ミスター匠の身の回りの世話。

第1話「前科13犯懲役30年!天才詐欺師が七変化!!暴走バス大爆破に秘めた女子高生の愛と罠」
日本政府のスパイ組織、内閣情報室秘密諜報部部長の霧山誠一(寺島進)がひとりの囚人と面会する。囚人の名は鎧井京介(長瀬智也)。13件の詐欺事件で逮捕され、被害総額は一億円を超えるこの男は懲役30年の判決を受けたばかり。特技は瞬時にしてどんな人物にもなりきれること。相手の情に忍び込み、カネを奪い取るカメレオンのようにいくつもの顔を持つ。霧山は京介に取引を持ちかけ、吉澤総一郎内閣総理大臣(渡哲也)と面会させる。京介は吉澤総理から、罪状の数と同じ13のテロ計画をスパイとなって阻止すれば本当の自由を与えると言われる。
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第2話「ニセ札テロリスト」
とある証券会社でホストコンピューターがハッキングされる事件があり、巨額の損失が出た。霧山(寺島進)と吉澤総理(渡哲也)はこれを経済テロとみて、テロリストを探しに乗り出す。京介(長瀬智也)とドロシー(深田恭子)は、エリス(友近)から指輪型拳銃『キラキラ・ズッキュッ-ン』を渡され、ボーイとメイドに変装して紅井令子のいるホテルに潜入する。
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第3話「恋する韓流スター」
ミスター匠(柄本明)のスパイが日韓合作ドラマの脚本を盗んだという情報が秘密諜報部に入った。テロリストの狙いはこのはる夫人であること。秘密諜報部の霧山部長(寺島進)は訪問を中止するよう吉澤総理(渡哲也)に言うが、韓流ドラマファンのはる夫人を止めることができない。テロを阻止するため、このドラマの撮影現場に潜入するべく、京介(長瀬智也)、来栖(世界のナベアツ)、オサム(藤原一裕)は韓国人女優シン・ユナ(Ara)演じる主人公の友人役オーディションに臨む。
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第4話「死のメドレーリレー イケメンvs美少女兵」
名門男子高の教師が女子高生にクロスボウで襲われ、重傷を負うという事件が起きた。襲われた教師がある生徒の名を聞かれたことから、次のターゲットはその生徒らしい。吉澤総理(渡哲也)は自ら、秘密諜報部にこの事件を調べるように指令を出した。京介(長瀬智也)とドロシー(深田恭子)は役人に扮して学校の職員室に潜入し、夏休みに学校に来ているのは水泳部だけだということをつきとめる。
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第5話「極上イタリアンへようこそ!美食料理長の殺人レシピ」
ニューヨークで駐米イタリア大使が料理に混入されたカプセル爆弾で暗殺されるという事件が起きた。吉澤総理(渡哲也)もレストランでのイタリア大使との会食を控えており、テロが危ぶまれる。秘密諜報部部長の霧山(寺島進)は会食に使われるレストラン「デル・バーチョ」へ潜入調査することを決め、京介(長瀬智也)は料理人の採用試験を受けることになる。
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第6話「修道女の告白!ハニートラップが始まる」
秘密諜報部に中国の情報局からナオミ・リー(純名里沙)という女性のエージェントがやってきた。中国で起きたテロの実行犯が日本に潜伏しているらしい。京介(長瀬智也)とドロシー(深田恭子)はナオミとともに、修道女と神父に扮装して、テロリストが潜伏していると言われる教会に潜入する。京介は潜入した教会で、子供のころに面倒を見てくれた宇野神父(品川徹)に再会する。
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第7話「決戦幻の島!女性新聞記者暗殺トリック」
三九(杏)が帰ってこないことと、京介(長瀬智也)が出て行ったことを不審に思った平原源一(高田純次)と泉(伊藤かずえ)は、霧山(寺島進)に事情を聞くため、秘密諜報部を訪れる。源一と泉は霧山から三九がテロリストに連れ去られたかもしれないと聞く。霧山は三九を救い出すことを二人に約束し、ミスター匠(柄本明)のアジトを探し始める。霧山は京介を呼び戻すため、あるミッションを開始する。
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第8話「涙の大脱出作戦!死神のコンプレックス」
秘密諜報部に細菌テロが計画されているとの情報が入る。捕らえられた京介(長瀬智也)、ドロシー(深田恭子)、霧山(寺島進)の3人も、島が台風の暴風圏に入る前に脱出しなければいけない。一方、首相官邸では、幹事長から秘密諜報部の存在が野党に漏れたことを聞かされる。すぐに諜報部を解体するようにという幹事長と秘書官らに、情報を漏らしたのは幹事長たちではと疑う吉澤総理(渡哲也)。
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第9話「恐怖のヌード爆弾!衝撃のラスト!!もう誰も愛さない」
ミスター匠(柄本明)からの電話をオサム(藤原一裕)が受けた翌日、霧山(寺島進)と吉澤総理(渡哲也)が会談する予定だったビジネスセンターに爆弾が仕掛けられる事件が起きた。会談の時間と場所はSPと秘密諜報部員しか知らないはずなのに、その情報が漏れていたことから、霧山はテロリストと繋がっているものが諜報部内にいるのではと疑い始める。
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第10話(最終話)「悪の十字架!脱獄潜入狙撃!!東京灼熱地獄を救え!」
ドロシー(深田恭子)に撃たれた吉澤総理(渡哲也)は一命を取りとめ、救急車で病院に搬送された。ドロシーは警察に逮捕され、京介(長瀬智也)に「京介にも許せないことがあるでしょ」と言い残して連れて行かれた。そして、三九(杏)とともに秘密諜報部に行った京介は、霧山(寺島進)が来栖(世界のナベアツ)、オサム(藤原一裕)、エリス(友近)に拘束されているのを見つける。
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