【絶対零度~未然犯罪潜入捜査~】

絶対零度~未解決事件特命捜査~
警視庁捜査一課に新しく設置された「未解決事件特命捜査対策室」に、3ヶ月前に配属された新人刑事・桜木泉(上戸彩)。彼女は強烈な個性を持つ捜査員達と対立しながらも、難事件を解決していく。しかし、「八王子都営住宅女性射殺事件」と「板東産婦人科医院殺人放火事件」の捜査中に起きた出来事が、対策室のメンバーの心に暗い影を落とすこととなる。
絶対零度~特殊犯罪潜入捜査~
八王子で起きた2つの事件の捜査終了から1ヶ月後、警視庁内の組織再編による人事異動で、泉(上戸彩)は捜査一課に新設された「特殊犯罪捜査対策室」に配属される。泉は慣れない潜入捜査に戸惑いながらも、事件の解決に奔走する。
絶対零度~未然犯罪潜入捜査~
特殊犯罪捜査対策室に配属されてから7年後、一人前の捜査官となった桜木泉(上戸彩)は突如謎の失踪をしてしまう。相棒である山内徹(横山裕)は桜木の行方を追うも捜査しない上層部とトラブルを起こし、掃き溜め部署である「資料課分室」に左遷されてしまう。愕然とする山内だが、資料課分室は表向きで裏はキャリア捜査官の東堂定春(伊藤淳史)が指揮を執り、AI“ミハンシステム”を活用し、これから起こりうる犯罪を未然に阻止する組織であった。いつ、どこで、誰が、なぜ、殺されようとしているのか?それらのことを潜入捜査しながら突き止めていく。
843E0F4B-A3FE-415E-996A-8EE07050FCF9
■井沢範人(沢村一樹):総務部資料課分室 ミハン捜査員リーダー 警部補。元公安のエリート。
■東堂定春(伊藤淳史):刑事企画課・特別捜査官 警部。警視庁キャリア。
■山内徹(横山裕):総務部資料課分室 ミハン捜査員 巡査部長。元特殊捜査班。
■小田切唯(本田翼):総務部資料課分室 ミハン捜査員 巡査部長。元生活安全課の婦警。
■田村薫(平田満):総務部資料課分室 ミハン捜査員 巡査部長。ピッキング・鑑識の技術の持ち主。
■南彦太郎(柄本時生):総務部資料課分室 ミハン捜査員 巡査部長。資料課在中。
■桜木泉(上戸彩):特殊班捜査員 警部補。一流の捜査官。極秘任務につき突如失踪。
主題歌 家入レオ「もし君を許せたら」

第1話「未来の凶悪犯罪を止めろ」
ミハンシステムがテストケースNo.5の危険人物を割り出す。株式会社リッチ・ウエスト経営者・富樫伸生(武井壮)。海外配信のアダルトサイトなどグレーゾーンのビジネスを手がけている人物。富樫には、ネットの闇市場でサイレント銃を購入した履歴のほか、ネット口座に1年前から月に一度、会社とは別の収入源からかなりの額が振り込まれていた。
5D7DA912-4C50-40CF-8C17-289C3225FAF2
第2話「悲しき復讐 殺人を阻め」
ミハンが割り出した新たな危険人物は、料理人の藤井早紀(黒谷友香)だった。早紀は、有名創作料理店の総料理長であると同時に、13年前から子どもたちに食事を提供する「こども食堂」の運営にも取り組んでいた。ミハンが早紀を危険人物だと判断したのは、植物から抽出した毒物を海外から仕入れていたからだ。
F404A93B-3C9E-4AE3-BD65-22D253887C11
第3話「昏睡状態の危険人物」
井沢(沢村一樹)らは「ミハン」システムが割り出した新たな危険人物・若槻真帆(柴田杏花)の捜査を始める。真帆は名門私立栄明大学の学生だったが、1年前ビルから飛び降り自殺を図り、現在も意識不明のまま入院中。そんな真帆のスマートフォンから彼女が所属していたテニスサークルのSNSグループに「復しゅうしてやる」というメッセージが送られたという。しかも、同じスマートフォンから大量の医療用ニトログリセリンが購入されていた。
03E6AFB9-87A2-4555-97D4-5C236F3DE94B
第4話「殺人は銀行強盗と共に」
井沢(沢村一樹)たちは「ミハン」がリストアップした危険人物の捜査を始める。佐伯卓郎(小野了)、わかば銀行勤続36年。妻に先立たれてからはアパートでひとり暮らし、毎朝決まった電車で出勤し定時で直帰。殺人とは無縁そうな真面目な男だが、この1年の間に多額の出金記録があった。小田切(本田翼)は行員としてわかば銀行に潜入し、客を装って田村(平田満)もやってくるが、佐伯と田村は小学校時代の同級生だった。
FE07BB71-6496-486B-B225-0B8370AF672C
第5話「美しき少年殺人者」
井沢(沢村一樹)たちの前にやってきた東堂(伊藤淳史)は、ミハンがリストアップした新たな危険人物・私立青葉中央高校2年の岡崎直樹(道枝駿佑)、17歳であることを告げる。成績はトップクラスでバスケットボール部のエース、父親は文科省の次期事務次官候補というエリートだ。しかし、世田谷区で動物殺傷事件が相次ぎ、防犯カメラの映像から直樹に疑いがかかっていた。山内(横山裕)は、バスケ部の外部指導員として青葉中央高校に潜入する。
2F7BB75D-02F9-4545-8C48-8E38B7946437
第6話「制裁殺人の悲しき真実」
井沢(沢村一樹)たちミハンチームが捜査した事件の関係者に不審な出来事が続いていたことが発覚する。法で裁けなかった犯罪者の転落死、行方不明、射殺体…。犯人がミハンから得た情報をもとに犯行に及んでいると考えた東堂(伊藤淳史)は「ミハンの情報が外部に漏れている」「内通者がいる」「チーム内に犯人がいる」という3つの可能性に言及する。
AF8D7EEB-F5CC-421C-8652-37E263F8947E
第7話「集合住宅に潜む殺人者」
法で裁けない犯罪者たちに制裁を加えていた田村(平田満)が最後に残した「ミハンを必ず実現させてください」の遺志を受け、東堂(伊藤淳史)は報告書から田村の名前を削除しミハンとの関わりを消すと、捜査の再開を指示する。ミハンが選び出した新たな危険人物は、実体のつかめない麻薬密売組織との関わりの疑いがある新谷啓一(小柳友)という男。組織のボスは「喜多野」という名前だが、その正体は謎に包まれていた。
C7979D71-6C9D-4E01-BEBE-851A6937DFB7
第8話「殺人は花嫁のために」
東堂(伊藤淳史)は、新たな危険人物・砂田繭美(白石麻衣)の捜査を指示する。繭美は、市役所の戸籍住民課で働く25歳の女性で、一週間後には結婚式を控えていた。繭美は、過去に整形手術を受け、美しい顔を手に入れていた。ミハンが彼女をリストアップしたのは、違法に拳銃を入手していたからだった。幸せの絶頂であるはずの花嫁がなぜ殺人を?
BF24283D-AA4B-4AA3-BD86-8F3E23612725
第9話「最強SPの悲しき殺人」
次の危険人物は警護課の捜査員・石塚辰也(高橋努)。要人警護のスペシャリストで、逮捕術や格闘術などすべての面で突出した能力を持つ男。地域住民に武術を教える活動もしていた。人を守るはずのSPが、人を殺す!?モニターに直近1週間の石塚の監視記録を映し出した瞬間、2つの監視映像に映り込んでいる桜木泉(上戸彩)らしき女性の姿に気づく。ベトナムで死んだはずの桜木は生きている…!?だとしたら、彼女はなぜ石塚を追っているのか!?
EF108A6D-BDB7-4765-94A3-B018DB3C0FF8
第10話(最終話)「復讐者に憐れみを」
井沢(沢村一樹)は、誘拐ビジネスを手がける犯行グループに拉致された山内(横山裕)の救出に向かうと、ベトナムで死んだはずの桜木泉(上戸彩)の姿があった。桜木はすでに犯人たちを倒して拘束していたが、なぜか井沢に銃を向ける。東堂(伊藤淳史)は、新たな危険人物を表示する。それは「桜木泉」。死んだと偽装し、日本に潜伏する彼女は、一体誰を殺そうとしているのか!?
8F5D7DA2-50FB-42F5-8856-45F502F6FEAC