【BORDER 警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係】
「あなたを殺したのは誰ですか?」

警視庁刑事部捜査一課第二強行犯捜査・殺人犯捜査第4係第一班の刑事・石川安吾は、ある事件で頭に銃撃を受け、一度仮死状態になり奇跡的に蘇生する。退院後仕事に復帰するが、その時から死者と交信する能力が発現した。石川が遺体と向き合う時死者の意識が“起こされ”、生前の姿で何かを語る。事件の証拠となる弾丸は摘出されず脳内に留まったまま、予断を許さない状態にある。一連の現象がなぜ自分の身に起きたのか、これが精神的ショックによる幻覚症状なのか、あるいは脳底動脈付近に達した銃弾が、人間が使わなくなった何らかの機能のスイッチを押し未知の物を見せているのか、判然としないままその能力と付き合うことになる。

「人は死んだら、どこに行くんだろう」
DF38E5E7-CF59-4814-9E93-82564FE6B688
◆石川安吾(小栗旬)◆
警視庁捜査一課第二強行犯捜査・殺人犯捜査第4係第一班の刑事。熱心で野心的。元々観察力に優れており、理性的で計算高い。銃撃事件により生死の境をさまよったことで考えを変え、死者と接触して以来被害者をより意識するようになる。石川の脳内にある弾丸が唯一の手掛かり。死者の叫びや裏社会の住人との接触、犯人逮捕の失敗、法や自身の限界など、数々の境界線に直面する。

◆立花雄馬(青木崇高)◆
警視庁捜査一課第二強行犯捜査・殺人犯捜査第4係第一班の刑事。石川と共に配属されてから3年来のコンビ。正義感があり犯人に対する嫌悪感が強い。石川に反感を持ち同僚として対抗意識を抱いていたが、復帰後間もない石川の体調を気にかけることもある。強引な捜査をするようになった石川の変化に戸惑う。
◆市倉卓司(遠藤憲一)◆
警視庁捜査一課第二強行犯捜査・殺人犯捜査第4係第一班の班長。石川らの直属の上司。地道な捜査と地取りや取り調べの手腕に長けた経験豊富な刑事。嘘を見抜く鋭さと、清濁併せ呑む度量を持ち合わせる。
◆比嘉ミカ(波留)◆
男性主義の中にあって実力を発揮する女性の警視庁刑事部 特別検視官。有能で闊達な変わり者。不可解な石川の言動にも真剣に向き合い、捜査に助力する。現場を回り独自の観察眼と推理力を発揮する異例の存在。辛辣な物言いをするが職業意識が高く、医師として石川の相談にのることもある。

様々な事情で予期せぬ最期を迎えた死者たちが、石川(小栗旬)にメッセージを託すことで、思いも寄らない方向へと突き進んでいく。そして、死者の声を聞いた石川は、時に刑事として許されざる領域にまで踏み込み、ギリギリの葛藤を繰り広げることになる。死者が荼毘に付されるまでのタイムリミット、石川を苦悩させる正義と法の境界、そして一筋縄ではいかない人間心理の交錯。生死の境をさまよったことをきっかけに、「死者と対話することができる」という特殊能力を発現させた石川が、無念の死を遂げた人々の声に耳を傾け、生と死、正義と法、情と非情の「BORDER(境界線)」で揺れ動きながら事件に立ち向かっていくのだが…。
主題歌 MAN WITH A MISSION「evils falls」

第1話「発現 一家惨殺事件重なった赤い足跡」
捜査に没頭するあまり、私生活すべてを犠牲にしてきた警視庁捜査一課の刑事・石川安吾(小栗旬)は、殺人事件の現場だけに自分の存在意義を見出すような空虚な日々をおくっていた。そんなある日、元警察官が銃殺される事件が発生。現場に駆けつけた石川は、付近に潜んでいた犯人から銃撃を受け、頭部に被弾してしまう。生死の境をさまよいながら、朦朧とする意識の中で、ぐるぐると巡る「人は死んだらどこに行くんだろう」という疑問。そして、初めてわき上がってきた感情。-死にたくない-。その強い思いが奇跡を起こしたのか、石川はいったん生命活動を停止しながらも、蘇生を遂げる。銃弾は脳内に残り、予断を許さない状況に変わりはなかったが、本人の意思もあって、やがて刑事の仕事に復帰する。
07451B0E-CA1D-4DB5-9492-405E3DAC0EE0
第2話「救出 連続殺人…7人目の被害者は生きている!?」
首都圏で女子高生の連続殺人事件が発生。捜査に乗り出した石川(小栗旬)たちは、一週間前に遺体で発見された6人目の被害者が映った防犯カメラの映像から、一緒に車に乗り込んだ男を加害者と特定。男は、十代の頃に強姦などの前科のある村上(丸山智己)という会社員だった。石川と立花(青木崇高)は、すぐさま身柄の拘束に向かうが、それを察した村上は、2人の目の前で自ら喉を切り裂いて自殺してしまう。死の直前に、「もう一人いるぞ」という謎の言葉を残して…。
19E79A35-D0CA-4E8E-9D6A-0011430E1257
第3話「連鎖」
50年ほど前に東京郊外に施設されたベッドタウン・夢の丘ニュータウン。その団地棟に囲まれた広場で、若い男(金井勇太)の刺殺遺体が見つかった。検死の結果、男はどこか別の場所で殺され、着替えさせられた上で広場に放置されたらしい。第一発見者は、町内の自治会長を務める藤崎(平田満)という初老の男。藤崎によると、男は町内の住民ではないらしく、身元は不明だった。
23C933AA-5D6E-4998-9D93-571AF5BFA208
第4話「爆破」
大学の陸上競技場でホームレス男性の刺殺遺体が発見された。見晴らしのいい場所にわざわざ遺体を放置し、これ見よがしに「取扱注意」のシールが貼られているのが犯人の異常性を物語っていた。比嘉(波瑠)が検視を開始するいっぽう、石川(小栗旬)は生前の姿でグラウンドの一角にたたずむ被害者を発見。男性によると、犯人は若い男で、殺害時「おとりになってもらう」という言葉を口にしたという。嫌な予感に駆られた石川は、検視中の比嘉に駆け寄るが…!?
1357EE6E-4287-479B-9C6D-12E76CA7C2E3
第5話「追憶」
閑静な住宅街の一軒家の庭でサラリーマンと見られる男性の遺体が発見された。検視を担当した比嘉(波瑠)によると、異常死には間違いないものの、解剖してみないと死因ははっきりしないという。また、男性は身分を証明する物も携帯電話も所持していないため、身元さえ分からなかった。所轄の刑事によると、最近管内で多発しているノックアウト強盗の線が強いのではないかという。
A1CDBE82-599B-4E67-A09B-CA336E747E97
第6話「苦悩」
都内マンションで女子大生が墜落死した。警察は自殺と判断し、捜査を打ち切ろうとしていたが、比嘉(波瑠)だけは死亡状況に違和感を覚え、捜査の続行を企図する。特に、中指に不自然な硬直が見られたことと、屋上に揃えて置かれた靴のそばに奇妙な枯れ枝が落ちていたことに引っ掛かっていた。石川(小栗旬)は、上からの指示で解剖に立ち合うことになるが、結局、家族からの要請で解剖は中止されてしまう。
CBECD050-2285-4110-BA47-BCE1BA80DC00
第7話「敗北」
深夜、都心の街角で男子大学生の横森(川籠石駿平)が轢き逃げされ死亡した。原因は、見通しの悪い坂道での車の前方不注意。激しく衝突したため、車の塗装片やタイヤ痕が残されており、車種の特定は時間の問題と思われた。そんな中、石川(小栗旬)が、生前の姿で現れた横森から事情を聞くと、車を運転していたのは、アルバイト先で見かけたことのある政治家の息子と分かる。目撃者が車のナンバーを覚えていたこともあり、もはや逮捕は時間の問題だった。
8839EC83-D30C-4B9D-B32D-9CCF4072F3D1
第8話「決断」
組織犯罪対策部に所属する元刑事・荒木(飯田基祐)が銃殺された。至近距離から眉間を撃ち抜く手口から、石川(小栗旬)が銃撃された際に捜査していて、いまだ未解決の元警察官殺しとの関連が疑われた。しかも、殺された2人はかつて同じ組織対策犯罪部に籍を置いており、石川たちは事件に繋がるような接点がないか洗い始める。そんな中、石川が何かを抱えていることを敏感に察知した比嘉(波瑠)は、相談に乗ろうとするが、石川は“死者と会話ができる”という突飛な能力が発現したことを、やはり切り出せないのだった。
0D8C7E9D-BD46-40F3-95D4-257519CCB935
第9話(最終話)「越境」
休日のショッピングモールで、8歳の少年が行方不明になった。誘拐事件とみた警察は、警視庁特殊捜査班SITを捜査にあたらせるが、犯人から何の接触もないまま、翌朝、少年は遺体で発見される。捜査は市倉(遠藤憲一)班に引き継がれ、石川(小栗旬)、立花(青木崇高)らが捜査を開始。いっぽう、検視を担当した比嘉(波瑠)によると、死因は舌骨の骨折による窒息死の可能性が高いとのことで、犯人は医学的知識を持った人間と推定された。
B997ABB7-0B09-47B9-A4E3-711693EDE57A

【BORDER 贖罪】
「死者と対話できる」という特殊能力を得た刑事・石川安吾(小栗旬)は、完全犯罪を成す絶対的な悪、安藤(大森南朋)と対峙し、正義と悪の境界線で究極の選択を迫られる。前作第9話「越境」で少年を殺害した安藤(大森南朋)を怒りにかられ屋上から突き落としてしまう石川。直後、死者となった安藤が石川の肩に手を置き、「こちらの世界へようこそ」と。一線を越えてしまった石川のその後から物語は始まる。安藤の死を警視庁監察部が捜査を始め、監察管理官・久高(國村隼)から直接、石川も取り調べを受けることになる。そんな中、石川の前に新たな死者・真実(中村ゆりか)が現れる。「わたしを殺した犯人を捕まえてください!」という死者の想いを受け、再び石川が取った予想外の行動とは…?石川の運命が再び動き出す!死者と対話できる刑事VS絶対悪が成す完全犯罪伝説のラストが始まる!
「BORDER 贖罪」
5DCD028C-F14D-4629-8463-661E0FE29BBF