【昼顔~平日午後3時の恋人たち~】
午後3時、私は「妻」を脱ぎ捨てる。昼、あなたを受け入れた舌が、夜、夫に嘘をつく…。怖くて痛くていとおしい、新しい切り口によるW不倫!夫を会社に送り出した後、平日昼に別の男性との恋に落ちる“平日昼顔妻”。越えてはいけない一線を越え、“昼顔妻”へ身を落としてしまう究極のラブストーリー。
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♥笹本紗和(上戸彩):笹本の妻。スーパーでパートとして働く。結婚5年目。
♥滝川利佳子(吉瀬美智子):滝川の妻。複数男性との情事を楽しむ。
♥北野裕一郎(斎藤工):紗和と不倫関係。晴鐘学園付属高校生物教師。
♥加藤修(北村一輝):雑誌などに挿絵を描く画家。バツイチ。
♥笹本俊介(鈴木浩介):紗和の夫。会社員。妻に愛情はあるがセックスレス。
♥笹本慶子(高畑淳子):俊介の母。
♥滝川徹(木下ほうか):利佳子の夫。女性誌「BONITO」編集長。
♥北野乃里子(伊藤歩):北野の妻。関東聖南大学大学院分子生物学研究室准教授。
♥長谷川美鈴(木南晴夏):笹本の部下。既婚者ばかり好きになる。
♥萩原智也(淵上泰史):利佳子の不倫相手。
主題歌 一青窈「他人の関係feat.SOIL&“PIMP"SESSIONS」

第1話「恋する妻たちの怖く痛く愛おしいラブストーリー」
笹本紗和(上戸彩)は、結婚5年目の主婦。家具メーカーに勤務する夫・俊介(鈴木浩介)と平凡ながら幸せな日々を送っている。ある日、スーパーのパートを終えた紗和は、客として店に来ていた滝川利佳子(吉瀬美智子)から不倫のアリバイ作りへの協力を頼まれる。利佳子は最近この街に引っ越してきたばかりで、大手出版社の女性誌編集長をしている夫の徹(木下ほうか)、ふたりの娘と新築の一軒家で裕福な暮らしをしている。だが、実は彼女は、平日の昼間に不倫を繰り返している、いわゆる“平日昼顔妻”だった。
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第2話「濡れたキス…妻たちの共謀」
笹本紗和(上戸彩)のもとに姑の慶子(高畑淳子)がやってきた。慶子は、紗和が滝川利佳子(吉瀬美智子)の元不倫相手・萩原智也(淵上泰史)と立ち話をしているところを目撃し、浮気をしているのではないかと疑っていた。北野裕一郎(斎藤工)と会って以来、彼のことばかり考えるようになっていた紗和は、慶子の言葉に内心動揺しながらも、智也とはただの知り合いだと説明する。一方、利佳子は、画家の加藤修(北村一輝)に自分の肖像画を描いてもらう。しかし、出来上がったものは黄色の涙を流した絵だった。
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第3話「妻の失恋…本音語る七夕の夜」
紗和(上戸彩)は、北野(斎藤工)にキスしようとするが拒まれてしまう。激しい自己嫌悪に陥った紗和は、降りしきる雨の中、ずぶ濡れになりながら帰宅する。同じころ利佳子(吉瀬美智子)は、肖像画を描いてもらうために加藤(北村一輝)のアトリエを訪れていた。だが、服を脱ぐように指示されたものの、どうしても最後まで脱ぐことができない利佳子。加藤はそんな利佳子に、暇を持て余している奥様の相手をしている時間はないと言い放つ。
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第4話「妻を強くする恋…覚悟のキス」
紗和(上戸彩)は、北野(斎藤工)と一緒に昆虫採集をするために森林公園を訪れる。最初は会話もぎこちなかったものの、次第に距離が近づいていくふたり。紗和にカマキリの生殖活動の話をした北野は、自分はこんな話しかできない面白味のない男だと続けた。紗和は、そんな北野にそっと手を差し出し、彼と手をつなぐ。が、そのとき紗和たちは、北野の教え子、啓太(健太郎)とまなみ(田中日奈子)がこっそり後をつけてきていることに気づいていなかった。
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第5話「悪女誕生 妻が一線を越えた日」
森林公園で出会った紗和(上戸彩)と北野(斎藤工)は、海辺の小さなホテルに入る。しかし、お互いを求める気持ちとは裏腹に一線を越えることができないふたり。北野は、これ以上進んだら後戻りできなくなるから帰ろうと紗和に告げる。紗和は、そんな北野に賭けを持ちかけた。窓下に見える道を次に通るのが女性だったら友だちのままでいる、男性だったら結ばれると…。
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第6話「秘密の恋がバレる時…夫の罠」
花火大会の日、紗和(上戸彩)は、動物園で北野(斎藤工)とデートする。夫の俊介(鈴木浩介)は、滝川(木下ほうか)に誘われて、部下の美鈴(木南晴夏)と一緒に花火大会に行っていた。途中、紗和は、北野とはぐれてしまった。北野を探していると、向こうからやってきた彼の携帯電話に妻の乃里子(伊藤歩)から着信があった。しかし北野は電話には出ず、紗和を探す。隠れてその姿を見ていた紗和は…。
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第7話「恋の終わり…日常に戻る辛さ」
紗和(上戸彩)は北野(斎藤工)と別れた。乃里子(伊藤歩)が北野の妻だと知ったことが大きな理由だった。利佳子(吉瀬美智子)は、涙を浮かべながら事情を話す紗和に、目を腫らして帰ったら疑われるから泣いてはいけないと告げる。不倫の恋は、別れた後ですら人に知られるわけにはいかないというのだ。紗和は、それでもこらえ切れずに泣いた。加藤(北村一輝)は、「BONITO」編集部の滝川(木下ほうか)を訪ねる。と、スタッフたちが拍手で加藤を出迎えた。
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第8話「妻の追及…修羅場がはじまる」
紗和(上戸彩)と俊介(鈴木浩介)は、スーパーで出会った北野(斎藤工)と乃里子(伊藤歩)夫妻を自宅に招き入れた。俊介が家具会社に勤務していると知った乃里子は、俊介の案内で室内を見て回る。その際、乃里子は、紗和が鏡台の引き出しにしまっておいたゴリラのマスコットに気づく。離婚届を置いて家を出た利佳子(吉瀬美智子)は、加藤(北村一輝)のもとに身を寄せる。
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第9話「確実に崩れゆく日常…夫の涙」
図書館で密会していた紗和(上戸彩)と北野(斎藤工)の前に、北野の妻・乃里子(伊藤歩)が現れる。そこで、逆上した乃里子が紗和につかみかかるなど大きな騒ぎになり、3人は警察から任意同行を求められる。乃里子は不倫のことをぶちまけ、絶対に紗和を許さないと声を荒げた。利佳子(吉瀬美智子)は、ホステスの面接を受け採用される。利佳子が加藤(北村一輝)のアトリエに戻ると、佐倉亜紀(高橋かおり)という女性が訪ねてきていた。
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第10話「妻の逃避…試される愛の強さ」
家を飛び出した紗和(上戸彩)は、北野(斎藤工)とともに湖畔の貸別荘に身を寄せる。そこは、北野が学生時代に滞在したことがある場所だった。北野の妻・乃里子(伊藤歩)は、俊介(鈴木浩介)に電話し、こうなった原因は俊介にあるのだからふたりを探して引き離してほしいと叫んだ。ホステスとして働き始めた利佳子(吉瀬美智子)は、給料を前借してスマートフォンを購入し、真っ先にバルセロナに旅立った加藤(北村一輝)に連絡する。しかし加藤は電話に出なかった。
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第11話(最終話)「罪から始まった恋完結…妻が選ぶのは夫か恋人か」
紗和(上戸彩)は、貸別荘で北野(斎藤工)の帰りを待っていた。紗和の夫・俊介(鈴木浩介)、妻の乃里子(伊藤歩)と会って思いを伝えた北野は、約束通り紗和の元へと戻る。ところがその夜、紗和たちの元に探偵会社の調査員(神農直隆)とともに俊介や乃里子、慶子(高畑淳子)らが現れ、ふたりは無理矢理引き離され、連れ戻されてしまう。
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