【ビーチ・ボーイズ】
元五輪候補の競泳選手だったが交通事故で挫折。恋人と同棲していたがヒモ生活をおくっていた挙句、女に捨てられ行き場を失った男と、エリート商社マンだったが、仕事のミスでプロジェクトチームから外されてしまった男!出会うはずもないようなこの男二人が辿り着いたのは、寂れた民宿「ダイヤモンドヘッド」だった!海辺の民宿!夏!海!男の友情青春物語!
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■桜井広海(反町隆史):能天気でお調子者でいい加減な楽観主義者。
■鈴木海都(竹野内豊):クールで冷静沈着。
■和泉真琴(広末涼子):民宿「ダイヤモンドヘッド」の看板娘の高校生。
■和泉勝(マイク真木):民宿「ダイヤモンドヘッド」の経営者。
■前田春子(稲森いずみ):スナック「渚」のマドンナ。
主題歌 反町隆史「Forever」


第1話「へんなヤツがやってきた、同時に2人も」
女に捨てられ、行き場を失った桜井広海(反町隆史)。仕事のミスからエリートコースを外れた鈴木海都(竹野内豊)。出会うはずもないような男二人が、しばしの休息を求めて海の見える地へと向かった。遭遇した二人がたどり着いたのは、同じ海の見えるさびれた民宿。人生の頼れる先輩、だけど堅物そうに見える初老の経営者・和泉勝(マイク眞木)と孫娘・真琴(広末涼子)が切り盛りする民宿に転がり込んだ広海は、強引にバイトを決めこみ、海都はマイペースで休日を過ごしはじめた。
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第2話「私、ここにいたい」
広海(反町隆史)は、民宿を盛りたてようと友達に電話をしまくり客として呼ぼうと思いつく。そこにまずやって来たのが、元恋人の富士子(辻香緒里)。そして、海都のことを心配して会社の後輩であり恋人の桜(秋本祐希)も民宿を訪れる。その晩、夕食のバーベキューパーティーで盛り上がった富士子は、調子に乗って海都(竹野内豊)に広海の過去のことを話してしまう。
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第3話「彼が残した忘れ物」
会社からプロジェクト続行のため呼び戻された海都(竹野内豊)は、民宿“ダイヤモンド・ヘッド”を後にする。「せっかくいいコンビだったのに」と真琴(広末涼子)はほろ苦い想いを抱きつつ、ビーチバレーに惜敗し、くやしがる広海(反町隆史)と海都の二人を見てつぶやいた。そして広海は勝(マイク真木)に頼まれたもうひとつの大事な用件のため、真琴と一緒にマンションを出るのである。
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第4話「優しさのある場所」
民宿“ダイヤモンド・ヘッド”は、広海(反町隆史)と海都(竹野内豊)が来てからというもの活気を取り戻しはじめていた。この日も、東京から4人の家族客を迎えることになったのだが…。一方、真琴(広末涼子)は、勝(マイク眞木)が、まだ母親と自分を会わせようとしていることを知ってショックを受ける。子供に会いたいと思うのは母親なら当然のことという春子(稲森いずみ)も、一人の子供の母親だった。
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第5話「やってきた渚のライバル」
春子(稲森いずみ)が一人の酔っぱらった男を案内しにやってきた。広海(反町隆史)が男の顔をみるなり「清水(山本太郎)!」広海が行けなかった五輪に、広海の代わりに行ったと言われ続けている元五輪代表選手だった!そして、海都(竹野内豊)らの前で、数年前選考レースリタイアの“本当の理由”をはじめて打ち明けるのだった。
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第6話「それは花火で始まった」
一年に一度、みんなが待ちわびた花火大会の日が近づいてきた。広海(反町隆史)と海都(竹野内豊)は、ここに来て初めて迎える大イベントだ。海都は、東京から桜(秋本祐希)と、その友達を呼ぶが、結局来たのは友人達だけだった。真琴(広末涼子)のために自分の浴衣を仕立て直し始める春子(稲森いずみ)。そして、いよいよ待ちに待った花火大会当日がやって来た。
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第7話「海がくれた勇気」
盛夏!忙しくなった“ダイヤモンド・ヘッド”と海の店「渚2号」を一人できりもり、キリキリ舞いの真琴(広末涼子)。頼りにならない広海(反町隆史)と海都(竹野内豊)に怒り爆発寸前。しかし、勝(マイク眞木)が連れてきた客を見て、いっぺんに機嫌が直った。海に来ながら海を怖がる常連客。勝は美智恵(浅茅陽子)の忘れられない過去の話を語り始めた。
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第8話「彼らとともに夏が去る」
長かった夏休みもあと1週間で終わる。広海(反町隆史)と海都(竹野内豊)も夏の終わりをそれぞれに感じはじめているようだった。真琴(広末涼子)は、夏が終われば二人がいなくなってしまうのでは…と不安で仕方ない。そんな時、試験勉強を海都に見てもらうために、佑介(川岡大次郎)が“ダイヤモンド・ヘッド”にやってきた。夏休みも終ろうとする8月31日。広海、海都の号令で夏休み最後の思い出づくりが行われることになったが…。
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第9話「この想い、君に届けたい」
夏休みも終わり、二学期がスタートした。真琴(広末涼子)は、高校生活へ戻り、広海(反町隆史)と海都(竹野内豊)は、まだしばらくは“ダイヤモンド・ヘッド”の従業員としてここにいるらしい。ある日のこと、春子(稲森いずみ)の元に、一通の手紙が届く。
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第10話「彼らの夏が終わるとき」
夏も終わり、秋の気配もし始めたビーチ。盛況だった渚2号も今日を限りの店じまいとなった。広海(反町隆史)も海都(竹野内豊)も春子(稲森いずみ)も寂しさは隠せない。勝(マイク眞木)は、すっかり店じまいを終えた広海、海都をテントと食料持参であるところへ連れ出す。それは、海を見おろせる小高い丘で、勝にとっての大切な場所だった。
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第11話「海への想い、永遠の別れ」
「ここは俺の海だ。お前たちの海は別にあるはずだ」秋の気配がただよう海を見つめながら勝(マイク眞木)は広海(反町隆史)と海都(竹野内豊)に言った。「そろそろ、そんな時期かもしれない…」と思う二人。翌日、勝は、周囲を驚かす行動に出た。忘れていた波乗りをもう一度やってみるというのだ。
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第12話(最終話)「さよなら夏の日…」
 “ダイヤモンド・ヘッド”に「CLOSED」の札がかけられた。広海(反町隆史)と海都(竹野内豊)は、いよいよ自分たちの海を探す時がきたことに気づく。そんな時、春子(稲森いずみ)が、息子がいつかここに戻ってくる日のために、ここはつぶせないというのだ。残される事になった“ダイヤモンド・ヘッド”。「でも、俺達は、いつまでもここには残れない…」広海と海都は、別れの時を迎えようとしていた。
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【ビーチボーイズ スペシャル】

「俺の海」を探すため、潮音海岸の民宿ダイヤモンドヘッドを後にした広海(反町隆史)と海都(竹野内豊)。二人がダイヤモンドヘッドを去って3か月。偶然にも二人は、同じサウスマリアナ島(サイパン)にいた。海都は、キャンピングトレーラーで生活しながら「BLUE DOLPHIN」という会社で、海洋生物を捕まえて海外に届ける(売る)仕事に携わっていた。広海は、アクアリゾートクラブでプールサイドバー・ダイヤモンドカフェを経営していた。そして二人は、広海が働くバーが主催するパーティーで再会する。
「ヤツらはやっぱり海にいた!恋とイルカとカーチェイス、真夏の暑い大冒険」
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