【ナオミとカナコ】
「いっそ、二人で殺そうか、あんたの旦那」理不尽な日常から脱するため立ち上がる!望まない職場で憂鬱な日々を送るOL、夫の暴力に耐える専業主婦。受け入れがたい日常から逃れるため、DV夫を殺すという究極の選択を下し、親友である二人はやがて共犯者となるクライムサスペンス!
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■小田直美(広末涼子):葵百貨店外商部第2課勤務。
■服部加奈子(内田有紀):専業主婦。夫の達郎からDVを受けている。
■服部達郎(佐藤隆太)/2役:加奈子の夫。ことぶき銀行新宿支店個人営業部課長代理。DV男。
■服部陽子(吉田羊):達郎の姉。大手不動産会社「東央不動産レジデンシャル」企画開発部課長。
■李朱美(高畑淳子):上海出身。池袋で中国食品の輸入会社・李商会を経営。
■林竜輝(佐藤隆太)/2役:達郎と瓜二つの中国人。不法滞在者。

小田直美(広末涼子)は美術館のキュレーター志望だが、現在は百貨店の外商部勤めで顧客対応に追われる日々。ある日、大学時代の親友・服部加奈子(内田有紀)のマンションを訪ねた直美は、加奈子の顔にアザを見つける。

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夫に殴られた事を告白する加奈子。エリート銀行員の夫・達郎(佐藤隆太)は仕事のストレスで加奈子に日常的に暴力をふるうという。いたたまれぬ姿に直美は離婚をすすめるが、加奈子は「復讐が怖い。夫に殺される」と首を横に振る。激しい憤りの中、直美にはなす術がなかった。
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そんな中、上得意の華僑の大物対象の販売会で起きた高級腕時計の紛失事件をきっかけに中国食品業を営む李朱美(高畑淳子)と出会い、直美は日本人の感覚にはない朱美の図太さにひかれていく。ある日、上客にすべく朱美を訪れた直美は、加奈子の夫に瓜二つの中国人密航者に出会う。やがて直美の脳裏に完全犯罪のシナリオができあがっていった。
主題歌 EXILE ATSUSHI+AI 「No more」

第1話「いっそ二人で殺そうか、あんたの旦那…女達の完全犯罪が始動」
大学時代からの親友、小田直美(広末涼子)と服部加奈子(内田有紀)は、半年ぶりに再会した。加奈子の瀟洒なマンションに招かれた直美は、加奈子の夫・達郎(佐藤隆太)と、達郎の姉の陽子(吉田羊)と乾杯後、直美と加奈子はデザートの用意をしにキッチンに立つ。その時、直美が笑って加奈子の腕を軽くたたくと、加奈子は飛び上がるほど痛がった。
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第2話「わたし、見つけたよ。あんたの旦那を殺しても捕まらない方法…」
直美(広末涼子)は、加奈子(内田有紀)に暴力を振るう彼女の夫・達郎(佐藤隆太)を、いっそ二人で殺そうかと口走った自分に困惑していた。そんな朝、加奈子は、達郎から一緒に産婦人科に行こうと言われ凍りつく。実は達郎の暴力が始まってから妊娠するのが怖くてピルを飲んでいたのだ。
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第3話「これって運命だね…今動き出す完全犯罪」
直美(広末涼子)に連れられてチャイナタウンにやってきた加奈子(内田有紀)は、そこで達郎(佐藤隆太)にうり二つの中国人・林竜輝(佐藤隆太)を見て驚いた。直美は、林を達郎の替え玉にすることを思いついたのだ。達郎殺害後、達郎のパスポートで林を出国させれば、達郎の死体が見つからない限り警察は失踪事件として扱うだろうと。
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第4話「私たち今日から親友で共犯者…」
直美(広末涼子)と加奈子(内田有紀)は、達郎(佐藤隆太)の殺害を一週間後の金曜日と決め、着々と準備を進める。その頃、チャイナタウンで不法滞在の中国人たちが警察に連行される事件が起こった。これで林竜輝(佐藤隆太)が捕まれば計画が成立しなくなってしまう。李朱美(高畑淳子)は、林の居場所を知らないというが、加奈子が探し当て、林をホテルにかくまう。
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第5話「夫殺したこと驚くほど後悔してない」
直美(広末涼子)と加奈子(内田有紀)は、酔って熟睡している達郎(佐藤隆太)の枕の下にロープを差し込むと、その端をそれぞれで握った。ロープを締め上げようとしたその瞬間、達郎の携帯電話が鳴り響く!
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第6話「お義姉さん、何かに気づいてる」
直美(広末涼子)は、達郎(佐藤隆太)の同僚に事情説明を求められる。同じ頃、突然、加奈子(内田有紀)のマンションにやってきた陽子(吉田羊)は、昇進が決まって輝かしい未来が開けていた達郎が失踪するはずはないと強固に主張。翌日、銀行に出向いた加奈子は、ATMの防犯カメラの画像を見せられる。
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第7話「どうして警察が…だまされた女」
直美(広末涼子)と加奈子(内田有紀)は、マンションの防犯カメラの映像を確認すると言って一歩も譲らない陽子(吉田羊)。防犯カメラの映像の保管期間は3週間。あと数日経てば証拠は消えるが、陽子の執拗な追跡に直美と加奈子は不安が募る。
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第8話「共犯決裂!!裏切りと越えてはならぬ一線」
銀行が横領事件をもみ消すのを待って達郎(佐藤隆太)を帰国させ、達郎とともに海外へ逃げようとしているのだろうと陽子(吉田羊)から予想だにしなかったことを言われる直子(広末涼子)。達郎を連れて来い激しく迫る陽子に李朱美(高畑淳子)が、ふたりの間に割って入ってきた。
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第9話「あなたが死ねば、都合がいいの」
陽子(吉田羊)は、興信所の三枝(前川泰之)と直美(広末涼子)の家で違法に盗聴した音声データを分析していた。「達郎(佐藤隆太)がいない」という意味が状況的にすんなりのみ込めない陽子。三枝は、林(佐藤隆太)が何者なのかを知る必要があると話し、陽子は追及の手をますます強めていく。
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第10話(最終話)「後悔してない!!絶対逃げ切るよ」
加奈子(内田有紀)を、任意とはいえ有無を言わせぬ威圧感で警察車両に乗せた。そこへ陽子(吉田羊)が来て、警察に決定的な証拠となりうるマンションとATMの防犯カメラの映像を提出したこと、替え玉にした林竜輝(佐藤隆太)の存在を明かしたと告げる。
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