【池袋ウエストゲートパーク】
池袋西口公園=池袋ウエストゲートパーク。愛称は「I.W.G.P.」池袋西口公園近くの果物屋の息子・真島誠は、“池袋のトラブルシューター”とも呼ばれ、依頼されて難事件を次々と解決し、住民の幸福と池袋の秩序を維持を目指す!
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■真島誠(長瀬智也):通称「池袋のトラブルシューター」。
■渋沢光子(加藤あい):マコトの彼女。
■安藤崇(窪塚洋介):カラーギャング集団「G-Boys」キング。
■山井武士-ドーベルマン山井(坂口憲二):池袋で最も切れている男。
■森正弘(佐藤隆太):マコトの相棒の大学生。
■水野俊司(山下智久):マコトの友達で、イラストが得意な専門学校生。
■森永和範(高橋一生):マコトの中学の時の同級生。
■電波くん(須藤公一):コンビニで働く巨漢のマコトの友達。
■貝山祥子(青木堅治):マコトの小学生時代の同級生。
■斉藤富二夫(妻夫木聡):池袋を仕切る暴力団「羽沢組系氷高組」構成員。
■氷高(遠藤憲一):「羽沢組系氷高組」組長。若頭。
■中村 理香(酒井若菜):ヒカルの親友。
■橋本千秋(矢沢心):ファッションヘルス「ラストチャンス」風俗嬢。
■松井加奈(小雪):真島フルーツのパート従業員。
■横山礼一郎(渡辺謙):池袋西署の署長。
■浜口(阿部サダヲ):警視庁池袋西警察署豊明町交番勤務 巡査。

真島誠(長瀬智也)は、池袋の地元の工業高校を卒業し、プータロー。金がなくなると、実家の母親がしている池袋西一番街にある果物屋を手伝って小遣い銭を稼いだ。大抵の時間を池袋西口公園のベンチで過ごし、今日やることも明日やることもない。そんな24時間でも友達はできた。相棒のマサ(佐藤隆太)はいつも西口公園でつるんでいた。雨の日は行く所がなく、西口の丸井で店の中をただうろついた。

本屋を覗くと、ある青年が値の張る本をショルダーバッグに押し込んでレジの前を通過し、丸井を出て行くのを見た。誠とマサは追いかけて、3人で近くの喫茶店に入った。名前は水野俊司(山下智久)。シュンは田舎から出てきて東京のデザインの専門学校に通っていた。誠とマサが西口公園のベンチに座っているとシュンが来て、イラストを描き始める。それが毎日続き、3人は仲間になった。

カッコをつける時はいつも池袋西口公園をウェストゲートパークと呼んでいた。本当の顔は週末の真夜中、そこがナンパコロシアムになる。西口公園では見えない縄張りがあり、その境界線を武闘派のGボーイズがうろついている。公園の便所は、一晩中何かを売り買いしているマーケットだった。3人は週末の夜になると、一晩中西口公園でナンパしたりされたり、ケンカを売る事も買う事もあった。そんな週末の夜、シュンのイラストを二人の女が褒めた。ヒカル(加藤あい)とリカ(酒井若菜)だった。それから毎日、ヒカルとリカもウェストゲートパークに来るようになった。二人は学校が夏休みで、5人はいつもつるんで遊ぶようになった。

8月の最初の週に、連続女子高生絞殺事件が起きた。池袋のストラングラー(首締め魔)が雑誌やテレビで話題になった。誠は吉岡刑事(きたろう)に呼ばれて池袋警察署に行く。リカがストラングラーに殺されたというのだった。そして誠はアリバイやリカのことについて聞かれた。リカ以外のいつものメンバーが次の日、西口公園で集合した。ヒカルの証言をもとにストラングラーの似顔絵をシュンに描かせた誠は、Gボーイズを束ねる頭の安藤崇(窪塚洋介)に各チームのヘッドを集めてもらい似顔絵を撒く。街中のあらゆる場所をはり込み、ストラングラー探しの協力を頼む。ストラングラーの捜査をが始まった!

主題歌 Sads「忘却の空」

第1話(イチゴの回)「俺たちはゴミじゃねえ」
マコト(長瀬智也)は、いつも通りマサ(佐藤隆太)のボーリング場で賭けボーリングに励んでいた。そこへ現れたのは“Gボーイズ”のキング、タカシ(窪塚洋介)。マコトはタカシとドーベルマン山井(坂口憲二)との決闘の立ち会いを務めることに。
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第2話(ニンジンの回)「俺が敵を取ってやる!」

リカ(酒井若菜)の元気な姿と無惨な死に様が、マコト(長瀬智也)の脳裏にフラッシュバックしてくる。なぜリカが殺されなければならないのか──。取り調べを受けながらマコトの怒りはどんどん強まっていくのだった。

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第3話(みかんの回)「姫に捧げるバラード」

ストラングラー事件の犯人が捕まり平穏を取り戻しつつある街・池袋。しかし、マコト(長瀬智也)は釈然としないものを感じていた。横山(渡辺謙)からも、ストラングラーは他の一連の犯行は認めたものの、リカの一件だけは否認していることを聞き、リカ殺しの真犯人は別にいることを確信する。

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第4話(しいたけの回)「遠い国から来た恋人」
マコト(長瀬智也)の心は揺れる。そして、最後に下した決断は…?事件は突然舞い込み、かつ明確だった。依頼を持ってきたのは、千秋(矢沢心)。
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第5話(ゴリラの回)「世界で一番男らしい少女」
ひとりは、部屋中に邪気が充満していると言われた女、ヒカル(加藤あい)。そしてもうひとり、それはマコト(長瀬智也)への依頼としてやってきた。夜中に入ってきて部屋を荒らす…ヒカルはストーカーの犯人は、ドーベルマン山井(坂口憲ニ)しかいないと言う。
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第6話(6チャンネルの回)「僕のたった一人の友達」
カチカチカチカチ…少年の持つ計数機が男1、女1とカウントする。少年の名は、ヒロキ(鈴木藤丸)。そして、カップルはマコト(長瀬智也)と、ヒカル(加藤あい)だった。
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第7話(洋七の回)「うちのババァに手を出すな!」
「マコト(長瀬智也)のこと好きだよ」の言葉に突然のキス。ところが、その人、加奈(小雪)は翌日いなくなっていた。マコトにはひと言も告げずに。

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第8話(洋八の回)「お台場の女に恋をした」
マコト(長瀬智也)は、加奈(小雪)の本当の姿を知ってしまった。それも加奈本人の口から。それは、マコトにとって簡単に納得できる種類のものではなかった。少なくともその時のマコトにとっては。
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第9話(九州の回)「さらば、最愛の友よ」

 加奈(小雪)が何者かに刺された!マコト(長瀬智也)と行動を共にしていたタカシ(窪塚洋介)らGボーイズに疑いの目が向けられる。Gボーイズは警察に呼ばれ、厳しい事情聴取を受けることになった。

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第10話(十手の回)「俺の街が戦場になった」

シュン(山下智久)が殺された!キレたタカシ(窪塚洋介)は、すぐさまGボーイズを引き連れ、京一(西島千博)を探して走り出した。黒の服を着る者を誰かれ構わず叩きのめして行くタカシ。もはや警察も簡単には、タカシを捕まえることができない。

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第11話(最終話・士の回)「ブクロの一番長い日 The Longest Day In Ikebukuro 6・23」

ヒカル(加藤あい)の衝撃的な告白。そしてGボーイズとBエンジェルズ。どうするマコト(長瀬智也)!?対決の場に現れるタカシ(窪塚洋介)以下のGボーイズと、京一(西島千博)以下のBエンジェルズ。その数はそれぞれ数百人にもなっている。彼らの背後には羽沢組の氷高(遠藤憲一)や蓮沼(KORN)らヤクザの姿。さらに吉岡刑事(きたろう)らの警察や機動隊も「黄」対「黒」の対決に目を光らせていた。

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