【アンフェア】
公園で中年男性と女子高生の死体が見つかった。それは、小説通りに犯行が行われるという、前代未聞の事件の始まりだった。「アンフェアなのは誰か?」警視庁捜査一課の検挙率NO.1刑事の雪平夏見が、新米刑事の安藤一之と共に、不可解な連続殺人事件を追う本格サスペンス!

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■雪平夏見(篠原涼子):警視庁捜査一課の検挙率NO.1刑事。
■安藤一之(瑛太):捜査一課に配属された新人刑事。雪平の相棒。
■三上薫(加藤雅也):警視庁刑事部鑑識課検視官 警視検視官。高い洞察力の持ち主。
■小久保祐二(阿部サダヲ):警視庁刑事部捜査一課係長 警部。
■蓮見杏奈(濱田マリ):警視庁刑事部捜査一課情報解析係 巡査部長。情報解析係。
■安本正広(志賀廣太郎):警視庁刑事部捜査一課 巡査部長 。死んだ雪平の父親と同期。
■山路哲夫(寺島進):警視庁刑事部捜査一課管理官 警視。雪平の上司。
■佐藤和夫(香川照之):日報新聞社・社会部デスク、フリージャーナリスト。雪平の元夫。
■佐藤美央(向井地美音):雪平と和夫の娘。
■牧村紀世子(木村多江):和夫と美央の家政婦。
■瀬崎一郎(西島秀俊):岩崎書房の編集者。「推理小説型予告殺人事件」の首謀者。
主題歌 伊藤由奈「Faith」
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挿入歌 Destiny's Child「サバイバー」

第1話「敏腕女刑事VS予告殺人」
新宿の公園で中年男性と女子高生の死体が見つかった。単独行動で問題も多い刑事の雪平(篠原涼子)は新米の安藤(瑛太)と現場へ。「アンフェアなのは誰か」と記されたしおりを見つける。後日、警察や新聞社、出版社に殺人の予告をほのめかす内容の小説が。そこには、新宿の事件の詳細が書かれていた。
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第2話「殺人予告を3千万で落札せよ!」
予告殺人事件で雪平(篠原涼子)が取り調べた編集者・瀬崎(西島秀俊)は証拠不十分で釈放された。取り調べに動じぬ瀬崎に雪平は興味を抱く。一方、次の殺人が書かれた小説の続きを新聞紙面で落札するよう犯人に促された各出版社はいまだ及び腰。そんな中、雪平の後輩で瀬崎の部下・理恵子(小林麻央)に犯人らしき者から再びメールが届く。
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第3話「女刑事と容疑者!危険な愛の行方」
雪平(篠原涼子)の幼なじみの理恵子(小林麻央)が、元恋人・平井(眞島秀和)の部屋で殺された。犯人は再び小説の続きを最低価格1億円で競売にかける。そんな中、雪平は平井の銀行口座に金を振り込んだ作家・久留米(井上順)に目をつける。一方、警察の上層部は小説落札をもくろむ岩崎書房の話に乗り、おとり捜査を進めていた。
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第4話「真犯人現る!すべてのナゾが今…」
連続殺人犯は東京タワーの見える場所で“か弱き者”を殺すと犯行予告を。警察は都内約4000棟のビルに絞って捜査を進める。娘・美央(向井地美音)が姿を消したことに焦る雪平(篠原涼子)は、内密の捜査にもかかわらず、元夫の新聞記者・和夫(香川照之)に頼んで事件を公に。そんな中、検視官の三上(加藤雅也)が犯人の電話の雑音からビルを特定する。
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第5話「愛娘が消えた!衝撃の募金型誘拐」
何者かが美央(向井地美音)と家政婦の牧村(木村多江)を誘拐。警察に届ければ娘を殺すと脅された雪平(篠原涼子)は、内々に捜査を始めるが、連続殺人犯の銃殺とおとり捜査失敗の責任を問われ謹慎を言い渡される。雪平から連絡を受けた和夫(香川照之)は犯人からの連絡に備え、自宅で待機。そんな中、雪平は、誘拐を公表するよう犯人から指示される。
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第6話「衝撃の誘拐犯の正体!ナゾの要求」
誘拐犯は身代金代わりに国民から10円ずつの募金を集め、雪平(篠原涼子)の口座に振り込むよう指示。ところが、雪平は「美央(向井地美音)に何かあったら、私が犯人を死刑にする」とマスコミを前に公言。狂言誘拐のうわさも立って世間の反感を買い、募金は全く集まらない。そんな中、犯人が「金を集める方法を教える」と雪平に接触してくる。
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第7話「急転!恐怖の銃弾が刑事を襲う!」
募金で要求額の12億円が集まった。誘拐犯は、交通事故もみ消し疑惑のある広田(伊藤洋三郎)の会社の株を3回に分けて買うよう指示。そんな中、雪平(篠原涼子)は、捜査に復帰できるよう山路(寺島進)に頼むが無視され、「私のやり方で犯人を捕まえる」と宣言する。雪平は犯人の目的が株ではなく事故だと推測。事故を扱った管轄の署へ急ぐ。
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第8話「女たちの執念!悲しき犯人の最期」
署の地下で安藤(瑛太)が撃たれ意識不明の重体に。署内での犯行に、雪平(篠原涼子)は内部の者が事件に絡んでいると推測。三上(加藤雅也)は複数犯の存在を疑う。そんな中、一連の騒ぎが狂言誘拐と週刊誌に書かれ、雪平はマスコミの的に。牧村(木村多江)を調べると、牧村は犯人を教える代わりに事故の再調査をするよう取引を持ち掛ける。
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第9話「新章!忍びよる黒幕と禁断のキス」
 広田(伊藤洋三郎)が、牧村(木村多江)の夫と娘をひき殺した事件をもみ消したことを認めた。和夫(香川照之)は会社に辞表をたたきつけ、単独で事件を追う。一方、雪平(篠原涼子)は牧村のパソコンのメールに残され、最期に口にした“×”の意味の解明を急ぐ。後日、広田が死体となって発見される。手の甲には×の印が残されていた。
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第10話「絶望の涙!黒幕と運命の対決へ…」
蓮見(濱田マリ)が手に×印を付けられ重体で発見された。現場に和夫(香川照之)の名刺があり、襲ったのは和夫という説が濃厚に。そんな中、雪平(篠原涼子)は、蓮見の生存を知った犯人が接触すると考え、捜査員を医療スタッフに変装させる。後日、院内でボヤ騒ぎが発生。雪平が蓮見の病室に急行すると、そこには白衣を着た怪しい男の姿があった。
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第11話(最終話)「今夜すべての真相が!」
雪平(篠原涼子)は、“小説型予告殺人”に始まるこれまでの一連の事件が、自分への個人的な恨みを晴らすための復讐ではないかと聞かされ衝撃を受ける。娘・美央(向井地美音)の誘拐、元夫・和夫(香川照之)への糾弾など、犯人は周到に雪平を陥れ、愛する者を奪っていった。雪平は真犯人と対峙するため、最後の危険な賭けに挑む。
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