【ATARU】
サヴァン症候群であるアタルの特殊な能力が、警察も気づかない犯罪事件に関する微細な証拠を“発見・観察・洞察・推理”し、迷宮入りしかけた難事件を解決に導いていく。「単語」の意味するものは何かを推理していく新しいミステリーエンターテイメント!

相手の教えることを理解した際は「アップデートしました」と言う。嫌なことを強要されると背後に回った相手に肘打ちを食らわせたり、自分や相手の腕に噛み付く。何か物事を考えるとき、頬に手を当てる癖がある。事件の捜査を始める時には「mission accepted(捜査を始めます)」と呟き、解決すると「mission accomplished(捜査終わりました)」と呟いて涙を流す。彼自身の正体はサヴァン症候群を捜査に活用しようとFBI内で進められている「SPB(サヴァン・プログラム・ブランチ)」というプロジェクトでラリーによって教育を受けている捜査官候補生。
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◆アタル / チョコザイ(中居正広)◆
ラリー井上と共にアメリカからやってきた、サヴァン症候群の青年。本名は猪口在。ラリーからは「アタル」と呼ばれている。本人は「チョコザイ」と名乗っている。物質や医学関連など多方面に亘る膨大な知識を記憶しており、現場にある物や痕跡を見ただけで、生産国または成分を言い当てたりする。空中を舞っていたり、机上に置かれている何枚もの写真を一目見ただけで記憶する。
◆沢俊一(北村一輝)◆
警視庁捜査一課第四強行犯第12係沢班主任・警部補。関西弁で話し飄々とした性格。チョコザイの身元を調べていることでFBIにマークされる。チョコザイが病院を抜け出してしまうため、舞子の頼みでチョコザイの身元引受人となる。
◆蛯名舞子(栗山千明)◆
沢班・巡査部長。沢の推薦で捜査一課に配属される。直情的な性格。自ら積極的に母親・真理子の車両事故究明に力を貸そうとするチョコザイの協力で、事件の真相を知ることになる。
◆蛯名昇(玉森裕太 Kis-My-Ft2)◆
舞子の弟。帝都医科大学に通う医大生のため医学的な専門知識に詳しく、チョコザイをサヴァン症候群だと見抜く。
◆蛯名達夫(利重剛)◆
舞子と昇の父親。アパートの家賃収入で生計を立てており、専業主夫のようにいつも家にいる。温厚でチョコザイに対しても優しく接する。
◆蛯名真理子(奥貫薫)◆
舞子と昇の母親。15年前に事故死。警察の捜査により自殺と判断されたが、断定するには不可解な点が多く、チョコザイの協力で真理子の事故死の再捜査を開始する。
◆猪口誠(市村正親)◆
アタルの父。日本における発達障害への認識が薄くどの病院でも診てもらえない中、ニューヨーク市警の療養施設を紹介してくれるラリーにアタルを託した。
◆猪口ゆり子(原日出子)◆
アタルの母親。10年間も会っていない。アタルが介に危害を加えるのではという疑念や、アタルが周りの人間の秘密を無意識に暴いて白い目で見られることもあり、彼をラリーに託した。
◆ラリー井上(村上弘明)◆
FBIの関係者。日系アメリカ人。「SPB」に携わり、その一環でアタルに教育を施している。自分や両親の死後も独りで生きていけるよう、「障がい者」ではなく「天才」として歩ませたいという考えを持っている。

アタルは常に人の思考の何十手も先を行く。しかしコミュニケーション能力に問題を抱えるため、彼の発する言葉は難解で、理解不能の行動も取り、時にパニックを起こす。ちなみに好物は「トマトケチャップ」と「ハニーマスタード」。一方で、彼はその特異な頭脳であらゆる事件の犯人、事故の原因につながる「キーワード」を不規則に発していく。彼が投げたパズルのピースを組み立てていくのが刑事・蛯名舞子の役目だ。奇妙な連携をとるようになったアタルと沢と舞子の3人は、毎回事件に立ち向かっていく事になるのだが…。
主題歌 椎名林檎「自由へ道連れ」

第1話「謎の青年が呟く殺人事件のキーワード!世界初の新感覚ミステリ登場」
FBIのラリー井上なる人物に伴われアタルという一人の青年が来日した日、化学工場「淀橋化学」で大規模な爆発が発生。一人の従業員が死亡する。事件は事故として処理されるが、警視庁沢班の女刑事・蛯名 舞子は決定に納得できず、辞職覚悟で独自に捜査を開始、検証のため現場へと赴く。そこで舞子は自らを「チョコザイ」と名乗るアタルと遭遇。チョコザイは「TTD45u30」「一つ台湾」という謎めいた言葉とレの音のハミングを発する。沢と共にその言葉に基づいて捜査を開始した舞子の行く手に、通常の捜査では分からなかった事実が明らかになっていく。
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第2話「証拠ゼロの殺人!完全犯罪を突き崩せ!!」
舞子のアパートで暮らすことになったチョコザイ(アタル)。ある朝チョコザイは「花がありません」と言い出し、マンションから表へ出る。沢、舞子と入った花屋で突如、早乙女という男性が倒れ、「青いバラ」という言葉を残して死亡する。事件は所轄によって病死と判断されるが、チョコザイは写真の早乙女を見て「これは違います」と言い、花屋で「ガストリックベイルチ」という言葉を残す。担当医の話から、舞子は早乙女の死が中毒死の可能性があると主張し、解剖されるが毒物は検出されなかった。しかしチョコザイの発した言葉の意味と彼が新たに提示した「狐の手袋」から舞子はある毒の存在に行きつく。
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第3話「身勝手な男心vs奇妙な女心」
身元不明のチョコザイを生活安全課で保護することに伴い、検査を受けさせるためチョコザイを病院に連れて行く沢と舞子。そこで舞子はチョコザイが発達障害であることを知り、療育を受けていた施設を調査すればアタルの素性が分かるかもしれないと担当医が説明する。そんな中、広告代理店社長の弓削勝則の水死体が有明港で発見される。夜釣りの最中に崖から転落した事故死と判断されるが、舞子は独自に捜査を開始、被害者が浮気をしていたことを突き止める。さらに遺体の写真を見たチョコザイの「fracture」「落ちたのどっち?」との発言から遺体の不可解な状況が判明、殺人の可能性が浮上する。やがて突如被害者の会社にやってきたチョコザイの「ブラックメロン ジュエルネイル」の一言から、勝則の浮気相手と思しき人物の存在が浮かび上がる。
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第4話「最大の危機!!チョコザイ拉致&天才鑑定士の罠」
チョコザイを入院先に連れて行った舞子が去った後、チョコザイはラリーに連れ戻されてしまう。そんな中、小型飛行機が樹木に衝突し、パイロットの橋田が死亡する事件が発生。警察無線やテレビを通じて事件を知ったチョコザイはラリーの制止を聞かず、事件捜査に関わる。橋田がシートベルトをしていないことや前日までにフライトの許可を得ていなかったことなどから運輸安全委員会調査官は事故か自殺だと断定する。舞子はチョコザイの「a mortal wound ヘッドセット」の言葉を足掛かりに事件は捨て山じゃないと確信し、捜査を開始。しかし民間の事故鑑定士の公原も事件は自殺の可能性が高いと指摘、殺人を立証する決め手がなかなか見つけられずにいた。
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第5話「本当にあった透明人間事件」
昇は自身が通う帝都医科大学で精神科教授の植松が転落死する現場に遭遇する。その際、昇は階段から左側を通った白い影を目撃するが、昇と共に現場に居合わせた精神科助手の浅尾は植松以外に誰も見ていないと話し、証言に食い違いが生じてしまう。テレビで事件を知ったチョコザイは病院を抜け出し帝都医科大学に現れ「ブレイン ハルシネーション(脳 幻覚)」と昇が幻覚を見たのではないかと疑ってしまう言葉を発する。その後の捜査で植松の周辺で怨恨の線が浮上するも事件は捨て山として結論付けられ、昇も証言に自信を無くしてしまう。そんな中、チョコザイは「ご飯食べなかった」「真ん中はどこ?」の言葉をしきりに訴えてくる。
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第6話「絶対音感の知られざる殺意」
沢は身元引受人を承諾し、チョコザイと同居を始める。沢にアメリカ大使館からの違法無線の捜査を依頼していた犬飼は、その捜査に圧力が掛かったことを知ると独自に捜査を開始する。そんな中、植哲ハイツの住人・長岡が浴室内で手首を切り、死亡した事件が発生。一方、チョコザイを連れた舞子は横断歩道でうずくまる女性・咲絵を介抱する。誰にも理解されない苦しみを抱えていた彼女の身の上話を聞きながら送り届けた先は事件現場となったアパートだった。事件は自殺として結論付けられたが、部屋に残された血のついた足跡の写真を見たチョコザイが「右、左…」の言葉を呟いたことから、舞子らは第一発見者以外の存在がいた事を確信し、沢は長岡と揉めていた咲絵に疑惑の目を向ける。
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第7話「さらば男達の絆!!殺人刑事」
チョコザイ、沢、舞子はコインランドリーでチョコザイの服を洗濯しているときに2発の銃声を聞く。建物の裏手にある交番へ急行すると、和田交番所長が死亡していた。沢は現場に駆けつける直前にかつての上司・福留の姿を目撃する。チョコザイの「muzzle twelve inch or more、muzzle one foot or more(銃の先端が30cm以上離れている)」の発言から自殺ではないと舞子らは確信する。しかし、硝煙反応などの痕跡や、拳銃の弾倉に残っていた弾丸の数から「発射された弾丸は一発だけ」という結果が出たため、事件は自殺として処理される。銃声が2発聞こえたという沢の報告を中津川は却下するが、それには事件を自殺として処理し、早急に終わらせようとする警察上層部の思惑が絡んでいた。
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第8話「チョコザイの正体と目的!!」
チョコザイの検査後、舞子の前にラリーが現れる。ラリーは舞子にチョコザイの素性、そして彼が参加しているFBI主導のプログラム「SPB」の存在を明かす。その頃、イトウトモハイムに住む男性・日村が自室で焼死する事件が発生。他の捜査員たちが自殺だと思っているなかで沢は解剖の指示を出すが、結局、他殺である所見は見つからなかった。日村が母親に彼女を紹介しようとしていた話を聞いた舞子は自殺の結論に疑問を抱く。そんな中、配達員の川久保が日村と揉めていたということが判明、彼の特異体質について知ることになる。チョコザイが伝えた「骸骨の赤いとこ」の発言から殺人の線が浮かび上がる。
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第9話「幼児虐待!!でもママが好き」
アタルの両親が八王子に住んでいることが判明し、沢、舞子は両親の元にアタルを連れて行く。そんな中、近くの雑木林で朗(ほがら)という名前の幼児遺体が発見される。朗の体に火傷の痕や傷跡が残っていたことから事件性があると判断され司法解剖に回される。野崎もいつになく捨て山ではないと息巻く中、朗が3日前にアタルの父・誠から児童虐待の通報を受けていたことが判明、朗の母・今日子が虐待の末に息子を死に追いやった疑惑が浮上する。死因が毒物である可能性が分かり、アタルの「目が痛い」「シャンシーDA101」の言葉から、目の炎症、腕に付いた火傷の原因が判明し、さらにアタルの「その傷、知ってます」の発言をヒントに、遺体から毒物も検出された。そして事件の捜査やアタルの両親と関わる中で、アタルの過去も明らかになっていく。
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第10話「父だけが知っていた殺人手法」
アタルは八王子幼児遺体事件解決後、突如昏睡状態に陥る。そのような状況下で小暮桃香という女性が運転中に電柱へ衝突後、炎上し車内で死亡する事件が発生。事故死または自殺と思われていたが、桃香の車がかつて母・真理子が15年前に事故死したときと同じ車種だったことに引っ掛かりを覚えた舞子は事故鑑定人の公原と共に検証を開始、中津川に捜査を拒否された沢も独自に捜査を進める。その結果、事故である可能性が強まることになる。一方、アタルは眠りの中で舞子達の話を聞き、しばらく経って深い昏睡から目覚めた途端、「これじゃ燃えません」「Chloroform Bomb(クロロホルム 爆発)」の言葉を発する。その言葉を発端に桃香の死が他殺である可能性が浮上し、真実も明らかになるが、この事件が起因し、自殺として処理された真理子の死亡事故に新たな疑惑を掘り起こすことになる。
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第11話(最終話)「さらばチョコザイ!!そして母の死の真相」
小暮桃香が死亡した事件と真理子の車輌自殺の関連性が浮かんだことで、沢はかつて機動捜査隊の新人時代に真理子が死亡した事故の初動捜査を担当していた過去を舞子に明かす。そんな中、チョコザイは沢、舞子の制止を聞かず「眼を開けていた」「居眠り運転」「ブレーキを踏まなかった」の言葉を話し、真理子の事件捜査を開始する。真理子の墓まで来たチョコザイは遺骨を取り出し「この指ありません」と呟き、右手中指の欠損を示唆する。その様子を見ていた達夫は突然自分が真理子を殺したと言い、その場から去ってしまう。達夫には真理子が自殺する原因に心当たりがあった。やがてチョコザイの残す言葉によって、事件の真相が明らかになったとき、舞子たち蛯名家が長年抱えていた想いが氷解していく。そしてチョコザイと舞子は自らの進む道を選択し、チョコザイ、沢、舞子の3人に別れの時が訪れる。
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【ATARU】スペシャル 第1部【捨て山探偵社物語】/第2部【ニューヨークからの挑戦状!!】
第1部【捨て山探偵社物語】
警察を辞めた蛯名舞子(栗山千明)は、警察が捨てた案件を調べる「捨て山探偵社」を開業することに。アタル(中居正広)がアメリカに渡った後のアパートを事務所にしようとするが、そこは上司だった沢俊一(北村一輝)が住んでいるところでもある。すったもんだの末に独立するが、依頼された案件はことごとく失敗に終わり無収入…。現在は、藤鷹那須子(中川翔子)からの依頼「猫のグレゴリーちゃん」を探している。「チョコザイ君の能力があれば、早く解決することが出来たのに…」と懐かしく思う舞子だった。そんな時、阿南恵子(名取裕子)という女性が相談に現れた。3歳の息子・公太がいなくなった、誘拐ではないかという恵子。その場に居合わせた沢は「警察に任せるべき」と主張するが、舞子は独自に捜査を始める。そして、警視庁捜査一課第四強行犯の沢班も巻き込み、事件は予想外の結末へ…。公太くんは無事に見つかるのか?
「捨て山探偵社物語~阿南公太君誘拐事件にチョコザイの仲間たちが挑む!!~」

第2部【ニューヨークからの挑戦状!!】
アタル(中居正広)がニューヨークに戻った後、蛯名舞子(栗山千明)は警察を辞め、「捨て山探偵」として新たな一歩を踏み出した。そんなある夜、舞子は口論する男女を目撃。慌てて止めに入るも、目の前で男が女に刺されてしまう。第一発見者として古巣である捜査一課の元上司・沢俊一(北村一輝)と共に話を聞くと、男は南保(井出卓也)、女は下川由美(竹富聖花)と判明、2人は互いに知り合いではないという。これは、一体どういうことなのか?

その翌日、都内にてナイフで手首を串刺しにされた男の変死体が見つかり、沢班は殺人事件として捜査を開始。沢らは、殺された男・島明秀(永井努)がストーカー行為をしていた女性・笹井純子(佐津川愛美)を疑い、彼女の自宅を調べていると、舞子が取り押さえた「男女の傷害事件」を担当する所轄の刑事がやってきた。純子のパソコンを押収するという所轄刑事は、傷害事件の裏に「戦記・ホーテ」というオンラインゲームが関係しており、“アイテム泥棒は保だ”と純子のパソコンから由美に密告メールが送られていたという。一見関係のない2つの事件が繋がったことに疑問を感じる沢と舞子。そんな2人の前に、アタルが現れた!アタルは、沢が“手首を串刺しにされた男の事件”を捜査していることを知り、急遽ラリー(村上弘明)と共に日本に帰ってきたのだ。

アタルによると、その事件は1996年にアメリカで起きた「十字架殺人事件」と酷似しているらしい。それを裏付けるかのように、第二の事件が発生。殺されたのは堀川勉(狩野 謙)という大学教授で、この男もまた助手の内田智子(渡辺舞)にストーカー行為を働いていた。その後、「戦記・ホーテ」のヘビーユーザーである時田次郎(渡辺大知)、塚原治(遠藤要)らを調べるが、捜査は進展しない。すると、第三の事件の被害者という男が捜査一課に逃げ込んでくる。それはアタルの実の弟・介(岡田将生)だった。介は、傷害事件の加害者・由美にストーカー的行為を働いていたことが原因で何者かに襲われたようだと証言するも、何かを隠している様子。沢と舞子は一連の事件に介が関係しているのではと疑い…。また、久しぶりの兄弟の再会を果たしたアタルと介だが、その間には微妙な空気が流れていた。介はアタルに対して憎しみに似た感情を抱いていたのだ。

介と「十字架殺人事件」の関連は?一体誰がこの事件の犯人なのか?そして「十字架殺人事件」を模倣する意味とは?そんな折、アタルの前に一人の女性が現れる。それは、アタルと共にFBIの内部組織であるSPB(サヴァン・プログラム・ブランチ)で訓練を受けていた日系ブラジル人のマドカ(堀北真希)だった。
「ニューヨークからの挑戦状!!」

劇場版 【ATARU THE FIRST LOVE & THE LAST KILL】
スペシャル第2部で描かれた事件後、チョコザイことアタルはラスベガス・ベラージオホテルの噴水を通じてマドカからのメッセージを受け取る。同じ頃、ニューヨークや東京で、コンピュータシステムへのウイルスの侵入により電気系統が爆発を起こす事件が発生し、警視庁では車椅子の管理官・星秋穂の下捜査本部が設置される。

警視庁の管轄内とN.Y.のFBI組織で、同じ手口による爆破事件が発生。“ウィザード”と呼ばれるコンピューターウイルスを生み出した謎の女・マドカに疑惑の目が向けられる。警視庁の管轄で、コンピューターウイルスによる鉄道の送電線破裂事件が発生し、沢(北村一輝)をはじめとする捜査一課の面々が捜査に乗り出す。一方、時を同じくして、アタル(中居正広)やラリー(村上弘明)が所属するニューヨークのFBI組織でも、同じ手口による爆破事件が起きていた。

警視庁では、今回の送電線破裂事件は、出所したばかりの犯罪者を狙った殺人未遂事件と見て捜査本部を設立。車椅子の女性管理官・秋穂(松雪泰子)を中心に捜査が開始され、“ウィザード"と呼ばれるコンピューターウイルスを生み出した謎の女性・マドカ(堀北真希)に疑惑が向けられる。そんな中、ラリー率いるFBI捜査チームが、ニューヨークの爆破もマドカの手口と見て捜査に合流する。その中には、アタルの姿もあった。沢や舞子(栗山千明)と再会を果たし、捜査に加わることになったアタルだったが、相変わらずのマイペースで、秋穂ら捜査陣から煙たがられる。その一方、捜査本部に送られてきた動画から、元犯罪者をターゲットにした“公開処刑"ともいえる新たな殺人事件が起きようとしていることが発覚。

警察はマドカが仕組んだ天才的な犯罪に翻弄されるが、アタルの能力や舞子たちの懸命な捜査によって、少しずつではあるが事態は進展を見せ始める。しかし、アタルがもたらす手掛かりは、犯人と目されるマドカしか知りえない犯行に直結するような情報ばかりだった。秋穂をはじめとする捜査陣は、一向に姿が見えないマドカではなく、アタルこそがすべての犯罪を仕組んでいるのではないかと疑い始める。やがて、ある出来事をきっかけに疑惑は確信へと変わり、アタルは容疑者として身柄を拘束されてしまう。

果たして、続発する“犯罪者狩り”の真相とは?アタルと深い関係があると思われるマドカの正体とその狙いは?そして、アタルは本当に悪に染まってしまったのか…?物語は、日本からラスベガスへと飛び、やがて思いも寄らない方向へと転がり始める!
劇場版「ATARU THE FIRST LOVE & THE LAST KILL」
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